語学・留学

友人が北アメリカ大陸に半年間留学するという。語学学校に通うそうだ。
私には理解できないことがたくさんある。語学留学という発想もそのひとつだ。
私は、別に語学なんてどうでもいいと思っている。日本語を使わない人たちとコミュニケーションを取りたければ、その言語に堪能な人を介せばいいと思っている。なんでも自分でやらなくたっていいじゃないか。他言語の習得に力と時間を使うよりも、母国語でちゃんとした考えを構築する能力を磨いた方がいいのじゃないか。
言語というのはあくまでも意見を伝えるための手段だと思う(否定する人は少ないだろう)。たとえ他言語を使うことができても、伝えるべき意見がなければ宝の持ち腐れだ。
どうせ留学するなら、自国では出来ないことをした方がいいだろう。英語の勉強だけだったら日本でやった方が効率がいいような気がする。もちろん、純粋に英語の勉強をするためだけに語学留学をするのではないはずだから、これから出掛ける友人やそのうち出掛けようと考えている人たちは自分の信念に従って行動してほしいと思う。ただ、繰り返しになるけれど、私には語学留学をすることの意味はよく理解できない。