タバコを吸おうかと考えている

私が大のタバコ嫌いであることは、このブログの熱心な読者の方なら知っているだろう。このブログ内で「タバコ」「喫煙」などで検索すれば、多くの嫌煙感情が読み取れるはずだ。典型的なのは次の記事だろう。
またタバコの話 - うしとみ

そんな大嫌いなタバコだが、最近、一度吸ってみたいと考えている。
私は、いままでに一度もタバコを吸ったことがない。火のついていないタバコをくわえてみたことはあるが、喫煙したことは一度もない。
一度も経験したことのないまま、嫌いだ嫌いだというのはなにか変な気もするな、とは以前から思っていた。なにか片手落ちなような気がするのだ。だからといって吸ってみる必要もないと思っていたから、いままで吸わずにきたのだが。
心境の変化には2つ理由がある。まず、自分に自信が持ててきたこと。これまで頑なにタバコを吸わずにきたことを考えると、たとえ何度か喫煙してみても、ヘビースモーカにはならずにいられる意志はあるのではないか、という希望的観測。いままで「絶対に吸わない」と誓っていたものを、「絶対に依存しない」に変換するだけ。
もう1つの理由は、残念ながらストレス過多といった感じ。フルタイムで仕事をするようになって、なんというか、タバコでも吸わないとやってられないんじゃないかと思うようになってきた。だからといって勤務時間中に吸うようになったらヘビースモーカのようなものだと思うけれど。
タバコを吸うにあたっては、決めていることがいくつかある。まず、一番最初に吸うときは、嫌な気持ちでは吸わないということ。イライラしているから、むしゃくしゃしているから吸うのではなく、特に理由はないけれど、じゃあ、いま、ここかな、というタイミングと心持ちで最初のタバコは吸いたい。
それから、習慣として吸うことはないようにしたい。ときどき、ああ、いま、ここは吸ってもいいなというタイミングで、ふっと吸うくらいにしたい。絶対にヘビースモーカにはならないし、私の基準では1日に3本も吸えば十分に依存症だと思う。
あとは、室内の喫煙所で吸うのは、見た目が非常にかっこ悪いと感じているので、これも避けたい。レストランで積極的に喫煙席を選ぶこともしたくない。こんなところか。
私のことをよく知っている人は、たぶん驚くだろうし、もしかしたら怒る人もいるかもしれないが、数週間以内に私はタバコを吸うだろう。そのときはまた報告したい。