新聞

以前お世話になっていた新聞店の営業が来た。店長が仕事を辞めて、新しく入った社員の教育期間中ということで、二人でやってきた。新人さんの営業第1号の客になったらしい。恐縮するというか辟易するというか。
やはり、『インターネットがあるから新聞は要らない』と断られてしまうらしい。普段思っていることを話してみたけれど、どこまで伝わっただろうか。私も新聞は別に要らないと思うけれど、彼らの仕事がなくなってしまうのは気の毒だ。
「ネットがあれば情報は得られるけれど、その情報の”強さ”は簡単には判断できない。1000万人規模の読者がある新聞が提供する情報は、その情報自体の信憑性や有効性はともかくとしても、その情報を世の中の多くの人間が『真』であると認識しているようであるという意味で、有用だと思う。批判的な目で読むのであれば、発行部数の多い新聞は世間のステレオタイプを知るためのいい素材だと思う。」