「現代音楽」

数日前に聴いた演奏会のレポート。
演奏会の副題は「集中と開放」。その名の通り、プログラム最後のドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」までの6曲は、ひたすら集中を要求する現代音楽。第1部がイサン・ユン、武満徹細川俊夫ですからね。第2部は名前も聞いたことのない作曲家たちの作品で。演奏者はフルート、クラリネット、チェロ、ピアノの4人。ソロから3重奏までの組み合わせでした。「牧神」はチェロも入るかと思ったんだけどなあ(ちょっと残念)。
「現代音楽」を演奏する・聴くことの意味を考えてしまいました。
聴いていて興奮することは何度もあったけれど(単純に、奏者の技術がすごいとか、楽曲に対して、そう展開しちゃうのか?!って驚くとか)、気持ちがよいとは感じなかった。緊張を強いられる。それは少しも心地よくはない。でも楽しい。
考えがまとまりません。鈍くなってるのかな。
ピアノの内部奏法を初めて生で見られたのが、収穫でした。