映像と音楽、2つ

Twitter@kentaroさんの発言から知った、MADを2つ紹介します。
酔っ払っているせいかもしれないけど、ひどく心を動かされました。

ラぶThemeふロムすパるタかスForなッキぃ

Yusef Lateefの演奏による「Love Theme From Spartacus」という曲と、最近登場した女子アイドルグループのPVによるMAD、らしい(らしいというのは、曲の演奏者が誰なのかは自分では確認できていないから。)。
美しい。素晴らしい。なんだろうこの美しさは。
映像のなかの彼女たちのことは、最初に出てくる文字列で検索すれば分かる。もとになっているPV自体も、現時点ではYoutubeで簡単に観ることができる。私はこういった女子アイドルグループはあまり好きではないので、もとの曲をもう一度聴くことはないだろうが、この「ラぶThemeふロムすパるタかスForなッキぃ」という映像は、何度でも観ていたいと思う。
この映像が紹介されているブログを読むと、この曲「Love Theme From Spartacus」と、このグループおよび主役で歌っている女の子のキャラクタとの親和性は高いようだが、私にとってはそれは関係のないことだ。
この映像は、Yusef Lateefが誰であり、いま何の楽器を演奏しているのかであるとか、このグループがどのような位置にいて、それぞれの女の子たちがどんなキャラクタであるのかとか、そういったこととは関係なく、ただ美しい。


SOMEDAY OVER THE WINDOW
イルコモンズというアーティストがいる。たぶんアーティストと呼べばいいんだと思う。
彼の作った『キース・ジャレットの「虹の彼方に」とベイルート市街の空爆映像のマッシュアップムービー「SOMEDAY OVER THE WINDOW」』という映像。

なにも言うことはなくて、あとは映像に付いたコメントや、イルコモンズのブログの記事を読めばいい。

この映像は、私は、何回も観ることはできないと思う。観ていると辛くなってしまう。音楽が終わっても、映像の中の戦争は続いていて、現実の戦争もやっぱり続いていることに苦しくなった。