2006-06-01 「太陽の種子」/田口犬男 words あなたが真顔でわたしに言ったことがあるサイコロに七以上の目のないことが不満なのわたしたちはこんなに呻吟して時間の流れに押し流されているというのに サイコロはいくら転がったって人生のように齢を重ねてはいかない本当は七から先が面白いのに本当は七から先が真実なのに と 少し長めの詩の一部分。出典は「少年文芸vol.2」。 このページにある「トマスの一生」という詩も好き。