シリーズ「あと30回の晩餐」 カフェリブロ(つくば店)

いい店の要素というのはいくつかあって、レストランやカフェであれば食事がおいしいということももちろんあるけれど、もっと大切なのは「居心地」だろう。

居心地のよさという点で言えば、私にとっての一番はカフェリブロだ。

カフェリブロは「本を楽しむ人のためのカフェ」。リブロという本屋に併設された喫茶店で、購入前の本を持ち込んで読むことが出来る。雑誌なんかは持ち込めないし、名目上は「購入目的での検討のため」となっているけれど、本は買わなくても構わない。
本を読みながらゆっくりとお茶を飲む、そういう状況を楽しみたい人のための店だ。


一時期は、毎週のように通っていた。まず本屋に入って一回りし、大抵は外国の小説を1冊選んで、店に持って行く。お気に入りの席は、レジのすぐ近くのついたての裏。店員さんたちが話す声を聞くのが好き。

もし、つくばを離れたり、あるいはお店がなくなったりすることがあれば、1度ひとりで行っておきたい。
何度もひとりで本を読みに行ったし、大好きな店だからいろんな人を連れて行った。友だちも、恋人も、そうじゃない女の子も。
あのときはこんな話をしたな、あの本はここで読んだんだったな、そんなことを思い出しながらコーヒーを飲みたい。デザートはチョコレートワッフル。持っていく本はなんだろう。村上春樹の翻訳ものだろうか。
ゆっくりと、そこに流れる時間を楽しみたい。

◇カフェリブロ

つくば市吾妻 筑波西武5階

営業時間・定休日は、西武と同じ。


カフェリブロ(筑波西武) - うしとみ