筑波批評社に書いてほしい記事
筑波批評社っていうのは筑波大学の学生中心のサークルみたいなやつで、なんか批評とか評論とか難しいことを考えたり書いたりしているんだけど、ぼくはもう何年も前に文章をちゃんと読むことをやめてしまったので同じ高さに立つことができない。それでまあ本来だったら「へえ、変わったやつらがいるもんだなあ」で終わりそうなものなんだけど、Twitterを通じてまずはネット上でなんだか仲良くなって、オフ会だのなんので顔を合わせて話をして酒を飲んですっかりファンです、応援しています。
で、なんか「ゼロアカ道場」という企画があって、それで1位になると講談社BOXというところから本が出るらしい。ボックスってあれじゃん、ひぐらしとか西尾維新とかが出てるとこじゃん、まじかよ、っていうかゼロアカってなに?評論ってなに?という話なのだけど、なんかそういうのがある。で、なんか気鋭の批評家を探し出すぜっていう企画らしいんだけど、それに筑波批評社も参加しているらしい。正確にいうと、ゼロアカ道場というのはもう数ヶ月前から選考が始まっているのだけど、その途中から「道場破り」という形でいきなりエントリできるらしい。で、それが「文学フリマ」というものがあって、そこで雑誌を500部売れとかいうのが条件らしい。だから筑波批評社も雑誌作るし、それを500部売ることを目標にしてるのね、ああここまで長かった。
2週間くらい前に彼らとファミレスで会って話したときに聞いたのだけど、まあやっぱりというか、現実的に500部とか売れないらしい。だって同人誌で500部って。いや相場よくわかんないけど。まあでも、コミケの話聞いても、まず実際に会場行く前にカタログを買うらしいし、事前の情報はあるんだよね。文学フリマの場合は、それがウェブ上にある。ウェブで面白いこと書いてるやつの雑誌だったら買ってみようかなって思う、いやあまり思わない気がするけど、まあ少なくとも会場に事前情報なしで行って表紙見てジャケ買いするたぐいの商品じゃないよな、文芸批評同人誌って。
せっかく挑戦するからには500部売ろうということくらい参加者はみんな考えているのだろうし、そもそも500部売ったところで内容がないようでは評価はされないらしいのだけど、じゃあまあどんなのを書けばいいのかということを僭越ながら私もちょっと考えてみたり。
とはいっても、彼らには自分の書きたいものを書いてほしいわけで、ファミレスで会ったときもそういう話をしたけれど、まあやはり自分の書きたいものを書いてほしい。
で、まあこんな感じだったら読みたいかな、買うかな、という目次を考えてみるとですね。
面白そうというか、なんというか、馬鹿というか……。
まあこれは冗談として(しかしあながち冗談ではない、上記の目次を考えるのに10分くらいは使った)、もうちょっと現実的に、まずウェブ上で名前を売らなければならないわけで、それにはどうするかというと、釣りしかないですよね。それも、高度に釣らなければいけません。
釣りといったら、まだ「超新星」と呼ばれていたころの『分裂勘違い君劇場』で、いわゆる「ホリエモン関連記事」ですよ。あれをやってほしいですね。
やってほしいですね。他人事だから勝手なことを言っていますね。よろしくお願いします。