「筑波けいどろオフ」がめちゃくちゃおもしろかった

8月23日(土)に、筑波大学構内で、Twitterを利用した「けいどろ」をやりました。これがとても面白かったので報告。

経緯

「DS鬼ごっこ」というものが小学生の間で流行っているらしい、という話題が7月に登場。
(参考:痛いニュース(ノ∀`) : DSのピクトチャットで情報戦 「DS鬼ごっこ」がブームに - ライブドアブログ ,
http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/archives/83
この「DS鬼ごっこ」は、ニンテンドーDSの通信機能を利用して、「いま誰が鬼だ」「鬼があっちに行った」などの情報をやりとりしながら鬼ごっこを行うというものらしい。これにヒントを得たのが「Twitterけいどろ」。
Twitter上で何度か告知をし、筑波大周辺に住むTwitter-erが中心に集まって、オフ会という形でけいどろを行った。告知ページはこちら。
筑波けいどろオフのご案内 - @ffi の日記 - はてなグループ::ついったー部

けいどろとは

まず、けいどろについて確認しておこう。「けいどろ」は、チーム戦の鬼ごっこ。警察チームと泥棒チームに分かれて、警察は泥棒を全員捕まえれば勝ち、泥棒は逃げ切れば勝ち。捕まえられた泥棒は「牢屋」に閉じ込められるけれど、仲間の泥棒が「鍵を開ける」とまた逃げ出すことができる。

Twitterけいどろ

Twitterけいどろは、これにTwitterを利用する。携帯電話で使えるTwitterクライアント「モバツイッター」の、「写ツ」機能と、専用アカウント @keidoro を利用する。
モバツイッター」の「写ツ」機能は、携帯で撮影した写真を添付メールで送ることで、Twitterに写真を投稿できる機能。この写真を使って、警察が泥棒を捕まえたり、泥棒が「チェックポイント」を確保することができる。
Twitterけいどろの特徴的なルールは以下の通り。

  • 参加者は、一定時間ごとに現在いる地点を投稿し、場所を明かさなければならない。
  • 泥棒チームは、決められたいくつかの「チェックポイント」すべてを「写ツ」すると勝ち。
  • 泥棒を捕まえるときは、普通の鬼ごっこのような「タッチ」のほかに、「写ツ」するという捕まえ方ができる。

このほかにも細かいルールがある。たとえば、泥棒が警察を「写ツ」した場合、その警察官は「牢屋」に一度帰らなければならない。このとき泥棒チームに捕まっていた泥棒がいると、釈放される。
これらのゲーム進行は、ゲーム専用アカウントである @keidoro が逐一実況する。たとえば以下のような感じ。

@keidoro には「中の人」がいて、送られてきた「写ツ」が有効であるかどうかの判定や、参加者がいまどこにいるかの投稿を再度投稿したりしてゲームの実況を行う。けいどろ参加者は@keidoroをFollowしてゲームの進行状況を確認する。参加していない人も@keidoroをFollowすることでゲームを楽しむことができる。

当日の様子

今回の「筑波けいどろオフ」に参加したのは、最終的に8名。警察チーム5人、泥棒チーム3人に分かれてゲームを行うことになった。フィールドは筑波大学構内の一部*1。「チェックポイント」は全部で5ヶ所。このあたりは前出の告知文に詳しい。
第1回戦は @ffiid:f_iryo1)、 @sasamistreet、@uasiが泥棒、 @Muichkine、@migi、@s_y_n、 @sakstyle、 @armigsarndが警察となった。泥棒チームは出足は好調で、立て続けに3ケ所の「チェックポイント」を撮影したが、@ffi と@sasamistreetが捕獲される。@uasiはさらに1つを撮影するが、最後の1つを残した段階で、警察3人がチェックポイント付近に、残る2人が牢屋の鍵*2付近にいるという勝ち目のない展開になり、結局つかまってしまい、警察チームの勝利となった。
第2回戦は割愛。

所感

今回、オフ会の企画者という立場にあり、なによりも「楽しんでもらえるのか」ということをとても心配していた。また、「いい大人が本気で鬼ごっこなんかやれるのか」という心配もあった。しかしこれは杞憂だった。始まってみれば警察も泥棒も本気で猛ダッシュしたし、ゲームは案外うまく進行したし、みんなとても楽しそうだった。集まった8人のうち、7人が初対面という人はいなかったが*3、初めてあった者同士でも楽しく遊べるのだというのは面白かった。
初めての試みということもあり、ゲームバランスがうまく測れない部分が多かった。たとえば、8人でやるのならば4人対4人にした方がよかったかもしれない。「チェックポイント」の数と警察の人数が同数というのは警察有利だろう。また、各自の持つ携帯電話のカメラの性能についても今後は問題になってくるかもしれない。いろいろと考えるべきことはあるが、とにかく実際にやってみてとても楽しかった。つくばにはTwitterユーザが大勢いるので、今回参加できなかった人とは第2回筑波けいどろオフで遊んでみたい。

その後

けいどろ自体は16時半に始まって18時ごろに終わり、その後は近所の居酒屋で飲み会をした。けいどろに参加しなかったTwitter-erも3名参加し、楽しい飲み会だった。二次会はカラオケに行ったらしい。
私はといえば、つい調子に乗って日本酒を頼んでしまったために帰宅後ひどくグロッキで、次の日が仕事だというのに0時過ぎまでのたうちまわっていた。さっそく翌日には太ももや腰や足の裏のあたりが筋肉痛である。
いまのところ、第2回筑波けいどろオフは9月23日(火・祝)を予定している。詳細が決まったらこのブログでも告知する。

*1:http://f.hatena.ne.jp/f_iryo1/20080823114126

*2:初回の鍵は、牢屋近くの電話ボックスを撮影するのが条件だった

*3:少なくとも誰か1人は顔を知っているという状態