「意見文 パクリ」で検索してくる人が多いから、パクリOKの意見文を書いておく

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このブログの記事はご自由にパクってください。以下に使えそうな記事をまとめました。健闘を祈ります。
「パクりフリー宣言」をします - うしとみ
宿題をパクることについての私の意見を書いておきました。
学校の宿題くらい、インターネットからパクってくればいいと思う - うしとみ

意見文について考えたことを書きました。(2012年7月追記)
意見文ってなんだろう - うしとみ
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ブログのカウンタをチェックしていると、ここ1週間ほど、「意見文 パクリ」で検索してやってくる人が多いことがわかる。なるほど。きみたちが探しているのはこのサイトだ。
http://ikenbun.kakikata.org/ 条件付きで著作権フリー&パクリOK〜自由に使える意見文・弁論文・主張文
上掲のサイトは2008年当時にはほとんど文章がない状態だったが、2012年現在は掲載量が増えている。参考にするとよいと思う。
私も上掲のサイトにならって「意見文」を書いてみた。下記の通りだが、これは2008年に書いたものであり、2012年では状況が異なっている。どちらの年にもオリンピックが開催されている。下記の「北京オリンピックについての意見文」を「ロンドンオリンピックについての意見文」に使えるかどうか、ちょっと考えてみると面白いかもしれない。ここから下は加筆修正しない。(この段落については2012年8月に大幅に修正)

オリンピックについての意見文

2008年の夏休みの大ニュースといえば北京オリンピックだろう。意見文のネタがなんでもいいなら、このへんにしておこう。ただし注意する点がある。その意見文は誰が読むのかということだ。担任なのか、国語教師か。全部の作文を読まされては国語教師も忙しいだろうから、担任が読むのだろう。OK、きみの担任はどんな先生だ? もし体育教師だったら、話は早い。オリンピックを褒め称えればいい。体育教師ではないが、熱心な部活の顧問だったら、やはり褒め称えたらいいだろう。同じ部活の顧問でも、やる気のあまりない部活だったらそんなに褒めなくていい。
ではいってみよう。

2008年はオリンピックイヤーだった。北京で開催された今年のオリンピックは、中国のメダルラッシュに終わった。
なぜオリンピックは、開催国が有利になるのだろう。今回だけ中国が強かったのかもしれないけれど、それにしてもいままで中国がメダルを取れなかった種目でも金メダルが出たりと、ずいぶん有利だったようだ。これはたぶん、オリンピックが「国の意地」をかけた戦いの場所だからなのだと思う。「絶対に負けられない戦い」。意地がかかっているから、選手も強くなるのだ。
最近では、戦争以外ではこのような「国の意地」をかけた戦いというのは行われなくなっている。ビジネスの世界ではグローバルになっていて、戦いという感じではない。戦争はもちろん正しいことではないのだからやってはいけない。こうなってくると、オリンピックくらいしかないのではないだろうか。サッカーではワールドカップもあるが、これはサッカーだけである。さまざまなスポーツが国同士で戦うという場は、オリンピックだけなのではないだろうか。
私はこの国と国の戦いというのがとても好きだ。強いものが勝つ。誰が強いのか決める。それだけではなく、どの国が強いのかを決める、そういう考え方はかっこいいと素直に思う。オリンピックでは、国というものを改めて意識することになる。私たちは日本という国に住んでいる。同じ国に住む日本人選手の活躍は、応援したくなる。中国の選手や国民も同じ気持ちだったのだろう。あの大歓声の中でプレイすれば、中国の選手に有利だったのは当然だろう。

ごめん、めんどくさくなった。いまので650文字くらいある。原稿用紙で1枚半くらいか。足りないなこれでは。もしこのネタを使うのであったら、残りの文字数は次のように埋めればいい。

  • 自分が好きなスポーツと、そのオリンピックでの結果について書く。どういうところが見ていて面白かったかも書く。
  • 「戦争は正しくない」という部分を膨らませて書く。

オリンピックについての意見文を書くとして、ここから話の展開としていくつかのパターンがある。

  • 北京で開催されたオリンピックで中国勢が活躍したという結果を踏まえ、東京オリンピックを誘致しようという運動の是非について論じる。
  • 国どうしの戦いということに関して、EU欧州連合)についてや、いわゆるインディアン・アボリジニなどの先住民族についてなど、国という枠組みの捉えなおしについてや、国と個人のかかわり方について論じる。
  • 中国の応援団がすごかったことについて、テニスや弓道の応援の際に品位がなかったことに触れ、スポーツ観戦と品位について論じる。
  • オリンピックでみられる「国対国」という構図について、学校の部活の大会における「学校対学校」という構図、高校野球が甲子園に進んだときにみられる「都道府県どうしの戦いでもある」という構図について論じる。


健闘を祈る。