国民文化祭いばらき・吹奏楽の祭典に行ってきた

国民文化祭というお祭りがあって、毎年、都道府県が持ち回りでやっている文化関係の大イベント、国体(国民体育大会)の文化版みたいなもんか、それが今年は茨城県で行われていたのだけど、つくば市吹奏楽の部をやるということで、せっかくなので聴きに行ってきた。朝9時から17時過ぎまでやって、午前・午後で入れ替え制、午前中は文学フリマに行ったので、午後の部だけ。
出演団体は、全国の小・中・高・大学の吹奏楽部や一般団体、どこも吹奏楽コンクール全国大会の常連のようなところ。1団体あたり持ち時間12分間、2曲か3曲だけ演奏しては交代していく。
感想はというと、なんかもういろいろ考えさせられてしまった。吹奏楽の未来についてとか。これから吹奏楽やばいんじゃないかとか。いろいろ考えてしまったけれど、でも演奏はどこも素晴らしかったので、というか素晴らしかったからこそ余計に吹奏楽という世界の未来を案じてしまったのだけど、よかった。
特に川口市アンサンブルリベルテの、天野正道に委嘱した「カプレーティとモンテッキ」(世界初演)はすごかった。天野正道も力のある曲書くよなあと思ったけど、それに応えるアンサンブルリベルテすげえよと思った。「ブラボー」叫ぼうかと思ったけどやめといた。
いろいろ思ったのだけど、長くなりすぎるのでここまで。
関係ないのだけど、来年の国民文化祭は私の地元の静岡県でやるそうで、閉会式で「引継ぎ」とかいって懐かしい静岡の高校の先生が出てきたのには驚いた、あの先生偉くなったんだなあ。帰りがけに高校のときの吹奏楽部の顧問の先生にも会って、数年ぶりに挨拶したりもした。今度の同窓会は行こうかな。