メモリ使用率が上がると作業能率が下がる

PCのメモリとハードディスクの違いを、机の上の広さと引き出しの大きさで説明することがある。「机が広い方が作業しやすいよね、メモリはそれと同じで、メモリ多い方が同時にいろいろできるわけよ」。
なんだかもう、すっかり主従が逆転してしまって、というのは、気が付いたのだけど、机の上が散らかっていると作業能率がグッと落ちる。
机の上にノートパソコンがあって、マウスを使っていて、外付けのスピーカがあって、外付けHDDがあって、LANケーブルがあって、パソコンとは別に本があったり、携帯電話があったり、イアフォンがあったり、そんななかに新しいガジェットを追加しようとして、説明書やら新しいケーブルやら取っておくべきか迷う保証書やらゴミとして捨てるべき箱やらがでてきて、机のメモリがパンクした。
机が散らかってきても、しばらくは気が付かずに作業を続けてしまう。よく観察すれば、初めからもうメモリは埋まり気味で、そこへどんどんものが増えていくなかで、どこかに臨界点があったのだけど、少なくともこの臨界点を超えた時点でなんらかのアラートが出るといいんだけどなあ。


http://twitter.com/ffi/status/2835796416


と、ここで終わってもいいんだけど、ちょっと気が付いたことがあるので書いておくと、私も成長したなあと思う。
昔だったら「なんかイライラする! よく分からんけどイライラする!(机が散らかっているからとは気が付かない)」で終わっていて、少し前から「あー、なんかイライラするなー、あ、あれか、机の周り散らかってるからか。あー」と、ここまで気付けるようになって、今日は「早めに対処できればいいんだよな」と前向きな意見が出ている。
成長したなあと思う。