「これを導入して正解だったなあ」と思うものをいくつか

この数年間で、新しく導入したことによって生活が充実したと感じる商品や概念をまとめてみます。


・自宅の無線LAN環境
先春の引っ越しを機に、導入しました。この数年間で最大の「正解」だったと思います。ケーブルを気にせずに、どの部屋でもインターネットができるということが、これほど重要だとは思っていませんでした。いかにケーブルによって活動が制限されていたかということに気づきました。また、このことによって、iPod touch を買う意味が生まれました。


iPod touch(8GB・2010年以前モデル)
iPhone のアプリがほとんどすべて使えます。iPhone アプリがここまで世界を変えうるとは想像していませんでした。ソフトバンクと契約することなく iPhone 代替機で遊べることの意味は大きいです。touch を買っていなければ iPad を買うこともなかったでしょう。


・耳栓+アイマス
寝付きの悪い人生を送ってきましたが、これでかなり改善されました。雑音や光をシャットダウンすることによる眠りの質の向上、という意味も大きいでしょうが、「入眠の儀式」としての効果が高いです。布団に入ってなんとなく眠たくなってきたときに耳栓とアイマスクを着けることで、条件反射のようにスムーズに眠ることができています。
これらを着けずに寝たときは、疲れが取れていないと感じることが多いので、プラセボ以上の効果があると思っています。


・高価な枕、ベッドマット
睡眠の質に関連して、よい寝具を買ったことも挙げます。いま使っている枕は、フリータ時代に清水の舞台からダイブする気持ちで購入しました。4年ほど使って、そろそろヘタってきましたが、とてもいい買い物でした。併せて、ベッドマットを導入したのも正解だったようです。一時期「すのこベッド」も試しましたが、これは私には合いませんでした。


レーシック手術
10万円強かけて手術をしましたが、金額以上の価値をすぐに感じました。いいよ、レーシック。


・万年筆×コピー用紙(ペリカン「スタイル」)
万年筆を使い始めたきっかけは、「税理士試験の回答には、万年筆かボールペンのみ認められる」と知ったからでした。最初に買ったペリカンの「スタイル」は、やや太字で、筆記試験向きではないと感じ、しばらく使わずにいましたが、最近になって、職場で使っているコピー用紙との相性がとてもいいことに気づきました。裏紙に走り書きするときには、シャーペンやボールペンよりも、この万年筆がよいのです。会議の議事録、電話中のメモ、ToDoリストの構築など、仕事で行う筆記はほとんど「スタイル×裏紙」です。
万年筆はスタイルのほかに無印良品のものも使っています。いろいろな紙とペンの組み合わせを試しましたが、いまのところ「スタイル×古紙率85%程度のコピー用紙」に勝る組み合わせはありません。


・本に書き込む習慣
きっかけは齋藤孝氏の「三色ボールペン」ですから、高校生の頃の出会いです。あのときは受験勉強にも役立ったように覚えています。本格的に実践するようになったのは、この2年くらいのことです。
本を読むのに適した3色ボールペンには、まだ出会えていません。早く見つけたいものです。いま使っているジェットストリームの「4色+シャーペン」は軸が太すぎるようです。


コクヨ野帳×ジェットストリーム
野帳」にメモを取りまくる習慣が、徐々に身に付いてきました。形から入るのが好きなので、コクヨの「セーY3」を買いましたが、無印良品の「手のひらサイズポケットノート」の方が入手しやすいので、2冊目からは無印野帳を試そうと思っています。
野帳の特長は、持ち運びの気軽さと、立ったままでも筆記できる丈夫な表紙です。どこでも素早く筆記するために、ペンはジェットストリームが使い勝手がよさそうです。


eneloop
もはや eneloop のない生活は考えられません。主には、iPod touchiPad を屋外で使うためのモバイルルータを充電するときに使っています。


・プレス式コーヒーメーカ
我が家に「朝食と一緒にコーヒーを飲む」という生活スタイルを可能にさせた製品です。以前はドリップ式のコーヒーメーカを使っていましたが、準備にも片付けにも手間がかかりますし、安定した味のコーヒーを作れないのが難点でした。紙フィルタを使わないプレス式なら、品質差違の発生条件は、お湯の温度と、プレスしている時間の2点に絞ることができます。片付けも、丸洗いできるし、置いておくのに場所をとりません。
安定した質のコーヒーを気軽に淹れられるようになったので、ちょっと憧れていたコーヒーミルも購入しました。豆を挽くときの香りはなかなか素敵です。


・浄水ポット
いま住んでいる地域の水道水は、私たち夫婦が育った地域の水道水ほどは美味しくありません。近所のスーパに、専用ボトルを買えば、無料で浄水を提供してくれるサービスがあるので、その水を飲んでいましたが、汲みに行くのが面倒でした。特に、夕方の混雑したスーパへ水だけのために出かけるのは、無駄な交通リスクを抱えることになります。
そこで、浄水器を購入することにしました。なによりも清潔の維持を重視し、なるべくコストのかからないものをと検討した結果、ポット式の浄水器を選びました。ブリタも考えましたが、結局、無印良品です。無印良品のメリットは、入手が容易なことです。たびたび一割引セールをやるのも嬉しいですね。


・すだれ+網戸
我が家にはエアコンがありません。引っ越した当時は、網戸もありませんでした。夏が本気を出す前に買えてよかった……。風が部屋を通り抜ける快感は、クーラでは味わえないでしょう。


というわけで、「購入金額以上に生活が豊かになったもの」を中心にまとめてみました。アナログなものが多かったのが、少し意外です。