このままだと自殺するかな、と思ったときに必要なたった一つのこと

それは、他人と関わりをもつこと。


自分の経験でしか話せないけれど、数年前、ひょっとすると自分は自殺してしまうかもしれないなという状態にあったことがある。
死にたい死にたいと思っていたけれど、一方で、絶対に死んでたまるものかと思っていた。でもうっかりすると死んでしまいそうな予感もしたので、無理やりにでも他人と関わりをもつことで、自分と世界をつなぎとめておこうとした。
友だちに自分の不調を訴え、「あ、こいつが自殺とかしたら、俺たぶんずっと悔やむわ。ちょっと見守っておくか」と思わせれば、まだ生きられる。というか、死ねなくなる。
「あなたが死んだら私が悲しい、だから自殺するな」という自殺の止め方は、少なくとも、『死にたいけど死にたくない』と思っている相手にとっては有効だ。だから、「自分、ひょっとすると自殺しかねないな」と思うなら、たくさんの人から「おい、勝手に死ぬなよ」と思われておくことが、とても重要なのだ。


参考:なんとなく最近不調かな、と思ったら気をつけること
   ひとり暮らしの大学生が、うつで死なないために必要なこと - うしとみ